「プリントTシャツをつくろう」ワークショップを開催しました
こんにちは。
横浜都筑区のプログラミング・ロボット教室 リトルホッパーです。
リトルホッパーは、プログラミングを使って、子ども達の『作りたい』を叶える基地です。
3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタル加工機も駆使して、最新のテクノロジーに触れられる『デジタルものづくり教室』を運営しています
2019年11月
リトルホッパーでは、プリントTシャツを手作りするワークショップを開催しました。
6人の子ども達が参加してくれました。
たった2時間でしたが、思い思いのオリジナルプリントTシャツやトレーナーを手作りしました。
ワークショップの様子、そしてどうやって作るのか、今回は手順を詳しくお伝えします^^
ではでは、スタート!
オリジナルのプリントTシャツ 作り方
今回は、ガーメントプリンタという、布にプリントできるデジタル工作機械を使用します。
プリントするのは、Tシャツ・トレーナーなど、綿80%以上の素材がおススメです。
※今回は麻っぽい素材のトートバックにもチャレンジしました!
まずは制作手順です。
手順
1. デザインする
2. デザインをデータにする
3. データを修正する
4. プリント位置を決めて機械に布をセットする
5. プリントする
6. 試着する!
手順1 デザインする
まずは、白い紙に好きな絵を描きます。
オリジナルのイラストでも良いですし、好きな写真などでも大丈夫です。
ワークショップでは、絵を描くときの画材に、ペンや色鉛筆などを使いました。
今どきはスマホでリサーチしながら、デザインを考えます。
じっくり時間をかけて納得いくまで描いていきます。
手順2 デザインをデータにする
デザインが出来上がったら、スキャナーで画像をパソコンに取りこみます。
これはマイクラのツルハシかな?
いい感じになりそう!
手順3 データを修正する
ここからがデジタルものづくりの醍醐味です。
取りこんだイラストを、パソコンのイラストレーターというソフトで修正していきます。
ますは『画像のトレース』を行い、イラストレーターで修正出来る(色や部分的にサイズが修正出来る)データに変換します。
上の写真が変換後のデータです!
それから、邪魔な部分や汚れ(消しゴムの消し後など)を修正していきます。
一見、面倒な作業ですが、データ化することで複製やアレンジが出来るだけではなく、何枚(今回はTシャツなので)も同じ物が制作できるようになります。
これぞ、デジタルものづくりの真骨頂と言えるでしょう!
写真をプリントしたい場合は、そのまま簡単にできます^^
手順4 プリント位置を決めて機械に布をセットする
Tシャツやトレーナーの、どこの位置に絵を入れるか、配置を考えます。
丁寧に折りたたんで、ガーメントプリンタのトレイにセットします。
手順5 プリントする
今回使用するツールは、ガーメントプリンタです。
ガーメント(garment)とは衣類のことで、布に、直接インクジェットプリントできる機械です。
水色の方はプリントするプリンター、白い方は衣類のアイロンをかけたりプリント後のインクの定着をよくするために衣類を温める役割を担います。
プリントする流れは、
①アイロンをかける(白い方, 30秒)、②デザインをプリントする(水色の方)、③定着させる(白い方, 6分)
手順6 試着する
自分で描いた絵をプリントしたTシャツが出来上がりました。
色も、きれいに表現できていますね!
他にもこんなものを作りました!
可愛いトートバッグと全柄の布。
※全柄の布は何回もプリントしていて大変そうでした、、
ツールがあれば、こんな風に簡単にオリジナルのファッションアイテムを作ることができます。
デジタルものづくりって難しい感じしますが、そんなことありません!
むしろ、機械が人間の出来ない細かい作業を手伝ってくれるイメージです。
適材適所って感じがしていいですよね!
リトルホッパーには、ものづくりするための機械がそろっています。
ぜひ、実際に体験しにきてくださいね。
以上、今回は「プリントTシャツ/トレーナー」の作り方でした。
これからも、デジタルものづくりの楽しさを、お伝えしていきます。
リトルホッパーのワークショップイベントに参加してみたい方は、
こちらから詳細をご確認ください♪
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https://www.lilhopper.com/events/